記念品というものは、一生持ち続けていられるアイテムが選ばれるものです。日本では特に人生の節目を飾るときに大切な方に贈り物を届ける慣習があり、どなたでも一度はご家族や親しい知人から手渡されたことがあるでしょう。結婚がそのひとつでもあり、この場合は相手を思いやったものを選ぶのが賢明です。名入れボールペンというものをご存知でしょうか。

もともとは1800年代にイギリス海軍で使われていたもので、兵士の名前を刻んで除隊祝いにされていました。日本では昭和初期頃から大学生におくられる傾向が強まり、現在では色んな場面で多用されるに至りました。結婚祝いでも活用をされていますが、その中の人気アイテムが真珠をあしらったものです。三重県鳥羽市に本社を構えている日本有数の真珠専門販売店が1960年に生産を開始した名入れボールペンには、計5つの真珠を本体にあしらったものを生産されています。

そのアイテムの概要を簡単にみていきましょう。真珠は宝石の中でもっとも美しく、そして清純さを醸し出しているものです。世界では日本でしか生産ができないものでもあり、非常に希少価値のある宝石でもあります。名入れボールペンの本体は真っ白な樫の木を採用されており、そこに花びらに見立てた細工をおこなって真珠を取り付けられています。

新郎新婦の名入れをするのが基本で、これを使用して婚姻届にサインを書くようにと販売店では進められているのが特徴です。

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